借金を繰り返す人に多く見られる特徴

お金の使い方や考え方は人によってそれぞれ異なりますが、世の中には後先を考えずに借金を繰り返してしまう人もいます。こうした借金を繰り返す行為は性格や精神的な問題など様々な原因が潜んでいるため、自分が当てはまる原因について理解をすることが大切です。

今回は、借金を繰り返す人に見られる特徴について詳しく解説していきます。

自身の欲望をコントロールできない

友人や金融業者などから繰り返し借金をする人の特徴の一つに挙げられるのが気持ちのコントロールです。物欲や食欲を始め人間は誰しもが心の中に欲望を持っていますが、多くの人は脳内の理性の働きによってこれらの欲望を上手にコントロールすることができます。

しかし、借金を繰り返すタイプの人はこうした理性で欲望をコントロールすることができないため、欲しい物を手に入れなくては気が済まなくなってしまうのです。そのため、例え手に入れたい物に対して手持ちが不足している状態でも、何としても手に入れたいという欲望によって借金をしてでもお金を用意するという考えに至ってしまいます。

とはいえ、必ずしも全ての人間がこれに当てはまるとは限りません。友人や家族など周囲にこうした行動を止めてくれる人間がいるケースであれば、借金をする前に踏みとどまることもできます。つまり、欲望もコントロールができない上に周囲に理解者がいない歯止めがきかない状況こそが、借金を繰り返させてしまう原因となるのです。

収入の減額による生活の貧困

借金を繰り返す人の特徴で最も多いと言われるのが収入による原因です。社会人の中には会社員として働いているにも関わらず、満足の行く収入を得られないことで苦しい生活を余儀なくされている人も少なくありません。これも理性のコントロールに共通する部分ですが、理性が働く人は少ない収入の中で上手にやり繰りする方法を模索します。

それに対して抑えがきかない人は、収入に関わらず快適な生活を求めてしまう傾向にあって、その結果足りないお金は借金で補うという考えになってしまいがちです。これは転職や会社の業績悪化による突然の収入の減少でも同じことが言えます。

減収によって生活を見直さなくてはいけないと頭でわかっていても、生活水準を落とすのは難しいのが実情です。こうした状況を受け入れられないことで借金をしてしまうと考えられます。

収入に余裕があるケース

借金というとお金に困っている人がする物といったイメージが一般的ですが、必ずしも貧困な生活をしている人だけが借金をするわけではありません。意外にも収入に余裕があることで借金を繰り返してしまうというパターンもあるのです。

お金に困っている人が商品を購入する時に収支の計算をするのに対して、収入が多い人はそれほど深く考えずに気軽に買ってしまう傾向にあります。これは高収入であるがゆえに、そのタイミングでちょっと無理な使い方をしてもすぐにまた給料が入ってくるから問題ないという考え方に行き着いてしまうのが理由です。

こうした、後々入ってくるお金で補えばいいという意識がお金を借りてもすぐに返済できるという安易な思考に結びついて借金という選択に走ってしまう原因と言えます。

自分だけの力で解決をしようとする

お金に困る理由は人それぞれ事情が異なりますが、どういった理由であってもまずは身近な人間や専門家に相談をすることが大切と言えます。とはいえ、お金に関わる相談は人間関係を拗らせてしまう事例も多いことから、関係の悪化を恐れて二の足を踏んでしまう人も多いのが実情です。

専門家についても、自分がお金に困っている状況を知られるのが恥ずかしいという理由で相談ができない人もいます。これはプライドが高い人に多く見られる傾向で、自分で解決するために借金という選択に行き着いてしまうのです。

周囲に相談ができないタイプの中には、その場しのぎの借金を繰り返して、気がついたら返済が困難になるほど債務が膨れ上がっていたというケースも少なくありません。借金で自己破産などの債務整理の選択を余儀なくされる人が多いのはこうした理由もあります。

ギャンブルや浪費癖が身についている

借金をする理由の中でも特に多いとされる物の一つがギャンブルです。ギャンブルは娯楽として楽しむ分には問題ありませんが、のめり込み過ぎると際限なくお金を使ってしまいます。これはギャンブルで勝った時に脳内で大量に放出されるドーパミンと呼ばれる快楽物質が原因で、この快楽を求め続けることでやめられなくなってしまうのが理由です。

依存症になってしまうと自分の意志でやめることができずに借金をしてお金を作ってでもギャンブルを繰り返すようになってしまいます。一昔前であれば競馬やパチンコなどが主流でしたが、携帯電話の進化に伴って近年ではゲームのアプリによる課金で同じ状況に陥る人も少なくありません。

依存症と呼ばれる症状はギャンブルだけではなく、日常生活の買い物でも同様の症状が現れることがあります。所謂買い物依存と呼ばれる物で、購入した商品の必要性ではなく買い物という行為自体が目的になっているパターンです。

こちらもギャンブル同様に、自分で止めることが難しく借金をしてでも買い物を繰り返してしまいます。

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人の見栄を張りたがるタイプ

世の中の人間は十人十色それぞれ性格が異なりますが、中には周囲に見栄を張りたがるタイプの人もいます。この見栄っ張りと呼ばれる性格の人は周囲に良い印象を持ってもらいたいと考えるあまりに、自分の身の丈に合わないお金の使い方をしてしまいがちです。

例として、食事や飲み会の費用を全て自分が支払う、デートで相手に何でも買ってあげるなどが挙げられます。こうした行為は経済的に余裕がある状況であれば何ら問題はありません。しかし、お金が無いにも関わらず見栄を張り続けるとお金を用意するために借金を繰り返すことになってしまいます。

消費者金融のお金を自分の物と勘違いする

消費者金融や銀行で借金をする人に多い特徴の一つが間違った認識による散財です。こうした金融機関で借り入れをする場合、それぞれの収入に見合った限度額が設定されます。限度額とは文字通りそこの金融機関で借りられるお金の限界を示す数字で、高収入になるほど高く設定されるのが特徴です。

しかし、これはあくまでお金を借りる場合の限度であって、契約者に与えられたお金ではありません。しかし、中にはこれを自分が使っていいお金と誤った認識をして、限度額一杯まで借金を繰り返す人もいます。借り入れは借金で自身の口座の預金を下ろす行為とは違うということを忘れてはいけません。